2023年07月02日 急性期から慢性期の運動負荷と骨密度
青森県リハビリテーション医学研究会にWeb参加しました。田島 文博 教授(和歌山医大リハビリテーション医学)のためになる御講演を拝聴しました
運動する上で、術直後からの積極的な運動療法はプラスの面が強いというお話です。
もちろん 心臓リスクも超稀にありますが、安静による身体機能低下の方が ずっと 最終的な寝たきりリスクを上げることが統計学的にもわかってきてます。
安静は麻薬ですので、痛み止めやプレガバリン、湿布などを使用して、痛くても少しでも動かす事をお勧めします。その事が最終的に個人の介護費用や医療費低減に役立つ事もわかってきているようです
ただし、注意事項もあり 骨粗鬆症があると転倒時骨折リスクが高くなるので、しっかりと 年齢や骨密度に見合った薬剤を選択し、転んでも折れにくい体を作る事も実は重要とおっしゃってました。
学会や研究会が、2000年春からほぼ中止してましたがオンラインでの参加ができるため、様々 勉強できる機会があって良いです。
ただ、本当は現地で直接質問したり聴講出来るのが1番です。しかし、アフターコロナのニューワールドでは、適応するよりは必要があるのでしょう。
追伸
この絵は何に見えるでしょうか?
見方によって様々です。
私も診療において様々な角度から対応したいと心がけてます。
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