2025年09月20日 有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)
有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)について

皆さんは「有痛性外脛骨」という言葉をご存じでしょうか。
足の内側の土踏まずの近くに、余分な骨(外脛骨)がある方がいます。これは生まれつきの体の特徴で、日本人の約10〜15%に見られます。普段は症状がなく気づかれないことも多いのですが、この部分に炎症やストレスがかかると痛みを生じることがあり、これを「有痛性外脛骨」と呼びます。
主な症状
- 内くるぶしの前下方や土踏まずの上あたりの出っ張り部分の痛みや腫れ
- 運動後に痛みが強くなる
- 靴が当たって痛む
- 成長期の中高生やスポーツをよくする方に多い
原因
- 激しい運動(ジャンプ、ランニングなど)による繰り返しの負担
- 硬い靴やスパイクでの圧迫
- 偏平足によるアーチの崩れ
これらがきっかけで外脛骨の部分に炎症が起こり、痛みにつながります。
治療方法
ほとんどの場合、保存療法で改善します。
- 安静・運動制限:痛みが強い時期は無理に運動せず休養する
- 湿布・消炎鎮痛薬:炎症や痛みを抑える
- リハビリ:足裏のアーチを支える筋肉(後脛骨筋)の強化、ストレッチ
- インソール・足底板:偏平足を補正し、負担を減らす
- 靴の工夫:柔らかい素材の靴や当たらないデザインを選ぶ
保存的な治療で良くならない場合や痛みが長引く場合には、**手術(外脛骨の切除や再固定)**を行うこともあります。ただしこれは稀で、基本的には保存療法で十分改善します。
予後
成長期を過ぎると自然に落ち着くことも多く、適切な治療を行えばスポーツ復帰も可能です。
まとめ
有痛性外脛骨は、決して珍しい病気ではなく、特に成長期やスポーツを頑張っているお子さんに多く見られます。土踏まずや足の内側に痛みや腫れを感じたときは、早めに整形外科にご相談ください。
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